
こんな一言で世界のヒット曲が聞けるスマートスピーカーや、音楽配信サービスなど、今どきの音楽環境は大きく変わりつつある。
一方、違った意味でかなり変わった新商品が発表された。
これは東芝エルイートレーディングが、Aurex(オーレックス)ブランドの新製品として3月下旬に発売するTY-AK1という「CDラジカセ」。
1980年代のラジカセブームを知らないナウなヤングのために説明しておくと、CDとラジオとカセットテープがこの一台に凝縮しているのだ。
さらにハイレゾ音源に対応した、世界初のCDラジカセだという。USBメモリとSDカードにも対応している。
世界初の「ハイレゾ」対応CDラジカセとは?
ハイレゾとは、簡単にいえばCDのスペックを超える高音質のこと。
TY-AK1は、CD、ラジオ、カセットテープ(他MP3など)の音源を、ハイレゾ相当の音質で再現するアップコンバート機能を搭載しているという。

それにしてもなぜ今どきカセットテープが聞ける製品を新たに売り出すのか?
担当者に聞いてみた。
カセットテープはまだ使われています
ホウドウキョク:
今どきカセットテープを使う人はいるのか?
担当者:
実は、カセットテープの需要はまだまだあるんです。
まず、主に若い人々はカセットテープを新しい音楽メディアとして使っているようです。
そのような新しいカセットテープのブームは様々な形で紹介されています。
さらに、若いころにカセットテープを使い、今も大切な思い出として保管している方々がたくさんいます。
具体的に言いますと50代以上のシニアの方ですね。
そういう方々に、昔聞いた音楽を、ハイレゾ技術のいい音でもう一度聞いていただきたいという思いがありました。
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【 maxell 録音用 カセットテープ ノーマル/Type1 60分 4P 】