
冬の気圧配置が緩み、春を感じる今日ですが、今年もまた冬があっという間に終わって嵐の春がすぐに来るのかなと感じます。
さて、ブログを書いてもう15年くらいになりますが、オーディオ趣味とブログは割と相性が良いように思います。しかしながら、そんなブログもしばらく前からオーディオ業界の以上の縮小に転じています。
オーディオレビューの変遷
社会の中心は言わずもネットであり、ネットの世界はSNSやTwitterといった場がメインストリートになっている今日この頃。紙媒体の雑誌の販売数は年々減少していき、一時期ブームになっていたブログサイトですら趣味でも仕事でも表立って取り扱われることは少なくなりました。
そんな現状ですが、オーディオ趣味の皆様は、新しくオーディオ製品を買うとき何を頼りにしますか?
オーディオ趣味を本格的に始める前のことをふと思い出すと、価格.comの口コミやAmazonレビューを熱心に漁っていたことを思い出します。ヨドバシカメラで適当に試聴したり、ヘッドホンブックやスピーカーブックなどを買って読んでいました。併せて、2ちゃんねるのメーカースレを見たり、質問スレで聴いてみたりとネット上だけでも意外に多くの切り口があったと思います。
2010年頃の私のオーディオまだポータブル寄りのヘッドホン主体で、2ちゃんねるに人が多く集まっていた頃、新製品の話題や趣味の話は専門のスレでほぼ完結していたように思います。
それが、自分がが買うオーディオ機材の高額化とネット社会の変貌を境に、価格.comにはもう該当製品の口コミどころかページすらもない。2ちゃんねるでは、過疎と煽り合いで欲しい情報がない。雑誌に関してはどこもバックにスポンサーの存在があり、文章の真意を読み解くのが非常に難しいと感じていました。プロが書くレビューは精度こそ素人よりも高いものの、どうしてもメーカーへ忖度した、メーカーカタログの付録のようなレビューになっていて、読者が欲しい情報がうまくカモフラージュされたようなレビューになりがちです。
近年では、コロナによって大規模なイベントが相次いで中止され、話題の製品や新製品だったりの情報を得る機会がばっさり減ってしまったように思います。
寄り添うツイッター わたしがキングジムで10年運営してわかった「つながる作法」