やあJKのみんな! 君たちCD聴かないんだって? おじさんもあんまり聴いてないよ。最近、こんな記事を読んだんだ。
そうだよね。君たちくらいの年頃だと「CDプレイヤー」って何だかわからないよね。おじさんも単体の製品としては
1980年代末を最後に買っていないよ。だってパソコン用のCD-ROMドライブで聴けるようになっちゃったからさ。
だから2014年の今、iPhoneを使ってYouTubeで聴くというのはもっともな話だ。おじさんもせっかく買ったのに、
封を切らずに積ん読状態になっているCDが多い。
ただ、JKのみんなと違って、おじさんたちは仕事があるから、まだパソコンを使っている。だからCDドライブにもなじみはあるけど、
ディスクドライブ内蔵のパソコンは年々市場から減っているからね。そろそろ光学メディア全般的にどうなんだろうという気はしているよ。
そんなこんなで、持て余し気味のCDだけど、それでも買っちゃうのが謎だよね。そしてJKのみんなも、たまーにCDを
買っているというのが、おじさん、ちょっと面白いと思ったんだ。そこで、少し前に出た製品で、iPhoneを使っているみんなに
便利かな、と思われる製品を紹介するよ。
パソコンがなくても、スマホにCDの音楽を取り込んで聴ける「CDレコ Wi-Fi」という製品なんだ。形式名はCDRI-W24AI。
日本のアイ・オー・データ機器という会社が造っている。
iPhoneとはWi-Fiで接続するよ。App Storeからアプリをインストールして、製品に付いているQRコードをアプリのカメラで
読めばOK。以下、念のためにいろいろ説明するけど、キャリア契約しているiPhoneならほかにすることはないので、読み飛ばしてね。
中略
ところで、日本では数が減ったとはいえ、まだCDは売れ続けているよね。だってお店で普通に売っているから。
だけど世界的に見ると廃れる一方なんだ。下手をするとCDという規格の先行きが危うい気がするくらいにね。
YouTubeのようなインターネットの媒体は、音楽の宣伝手段としてすごく有効だ。だってJKのみんなも聴いているわけだから。
でも、それで済ませてしまうから音源が売れなくなるって人もいる。CDだけじゃなく、iTunes Storeのような
ダウンロード販売も厳しくなっているのもそのせいだろうと。
その一方で、相変わらずCDはライブ物販の主力商品なんだ。おじさんはインディーズのバンドもやっているんだけど、
YouTubeも含めたインターネットの仕組みは、ライブでお客さんを集めるのに効くという実感を持っている。
そしてお客さんはライブという体験をした記念に、何か物が欲しいんだね。それでCDを買ってゆくわけだけど、
もしCDが規格として廃れてしまったら、かろうじて存在する音源を売る手段がなくなってしまうんだな。
だからモノとして音楽を売る方法をいつも考えている。
CDレコ Wi-Fiをしばらく使ってみて思ったんだけど、これは電波で呼ぶと音が出てくる薄い箱なんだよね。
中に入っているものが何かは関係ない。つまりWi-FiやBluetoothでペアリングすると音が出てくる何か、みたいな
音源の方向性もアリかもと思った。
まあ、それはともかくとして、せっかく買ったCDを聴かないのはもったいない。スマホしか持っていなくても、
CDレコ Wi-FiがあればCDが聴けるんだってことを覚えておいてね。じゃ、またいつか!
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